明治41年生れ。
専修大学経済学部卒業後、日南塾の初代塾長となる。

12年間に渡り、珠算など数千人のお弟子を育成した。
その後、東京美術学校などに規模利用の原木・木材を納める仕事を始めた彫刻家の朝倉文夫・北村西望、日本画家の横山大観ら、名だたる芸術家と親交を深め、西望の代表作のひとつ被爆地長崎の「平和記念像」の制作にも貢献した。
現在も定期的に数々の記念像の修復を手掛ける。
その後、宮内庁の御用商人となり、国の指示により、昭和20年に軍事疎開で平泉に入り、兵器工場の生産責任者を務める。
終戦後、東京都豊島区に日本美術工藝社を設立。
日本の木彫・美術業界にて、さまざまな日展の巨匠に彫刻材料を供給する。

代表作として
　・長崎の平和記念像

　・静岡の遠笠山弥勒菩薩
　・尼の橋立　龍神社「やまとすくね」銅像
　・九州　雲仙普賢兵の普賢兵菩薩
　・東京神田明神の随神
　・靖国神社の軍艦睦のレリーフ
　・霊友会（六本木）の釈迦如来
　・日本橋三越本店の木彫の観音さま